8/27 小学生の子の成績に最短で直結する勉強法の要約

『「記憶」を科学的に分析してわかった小学生の子の成績に最短で直結する勉強法』を読みました。読むきっかけは『長女の知識定着率がよろしくないこと』です。この本を読んで、記憶に定着する勉強方法が学べればと思い、読みました。要約は下記。

・記憶を定着させるには間違えた問題の『解きなおし』が重要。勉強のサイクルとしては
1.間違えた問題の解きなおし
2.再テスト(正解したものも含んで全てテスト)
のサイクルで記憶力に定着させる。

・集中学習(テスト前だけ学習など) / 分散学習(復習時に何回かに分けて、時間を分散させる)の場合、分散学習のほうが記憶力定着には良い。テスト前だけ纏めてやるのは悪い例。・
・1日の最初(朝起きた後)と最後(夜寝る前)が記憶に定着しやすい。
・1科目を長時間学習するのではなく、30分単位で勉強内容を変え、『最初と最後』を増やすことで記憶力を定着させる
・計画的な復習は3回程度で終わらせるのが妥当。復習をする最適なタイミングは1日後、1週間後、1か月後。

・ブロック学習とランダム学習を比較した場合、ランダム学習のほうが記憶力が定着する。
・ブロック学習：同じ単元を順番に学習する方式。例として、辺、面、角の項目があった場合、辺、辺、辺、面、面、面、角、角、角のようにブロックで問題を解かせる方式。
・ランダム学習：単元をランダムな順番で学習する方式。例として、辺、面、角の項目があった場合、辺、面、角、面、角、辺のようにランダムで問題を解かせる方式。
・ランダム学習の取り入れ方：目指している学校の偏差値の低い過去問を活用したり、サピックスや首都圏模試の過去問をメルカリなどで購入し、活用する。普段の学習も単元単位でやる問題をサイコロで決めるって方法もある。


・知識を定着させるために『人に教えるつもりで理解させる』がある。例として、台形や三角形の公式がなぜそうなるのか？を子供に説明させると、わかっていないところが明確になり、記憶力定着につながる。

・勉強した後にゲームやテレビをすると、記憶が上書きされ、内容が定着しにくい。勉強した後はすぐ寝るのが理想的。サイクルとして、
(a)学校から帰る⇒遊び・ゲーム⇒夕食/お風呂⇒勉強⇒寝る
(b)学校から帰る⇒勉強⇒遊び・ゲーム⇒夕食/お風呂⇒勉強(復習)⇒寝る
が理想。

・テストでいつもの力が出せるようになるために
本番でいつもの力が出せるようにするために勉強始める前にルーチン作業を取り入れる。例として、
・マインドフルネス(目を閉じて、数分間の深呼吸を繰り返す)
・不安な気持ちを紙に書きだす⇒気持ちが楽になる。

応援よろしくお願いします。 → 節約ブログランキング