この本では大きく下記のことを述べてます。他にも、家事やタイムマネージメントについても述べていますが、これはまた別記事で書こうと思ってます。
(1)パパの役割とは?
(2)子育て、育児、ママケアをしっかり行う。
(3)子どもとの接し方
(1)パパの役割とは
パパとママの役割は異なっており、パパは『二人目のママ』になる必要は無い。 ママの役割はやさしさなどから自己肯定感、自尊感情を育てる。 パパの役割は社会のルールを教えることから、道徳心や社会性を育てる。
パパは自分の夢を子供に語り、『大人って良いな』、親が夢を持って働いている姿を持つことで、子供が夢を持つようになることが多い。 パパに求められる4つの育児は
育児:子供を育てること
育自:親自身が育つこと
育地:地域を育てること
育次:次世代を育てること
『子供は地域のパスポート』であり、子供を通じて、地域とコミュニケーションをとる。
・子供の通う保育園や幼稚園の父母会に顔を出す。
・幼稚園、保育園のイベントで、力仕事を申し出る。
・地元の祭りに子供を連れて行き、主催者と仲良くなる。
・パパサークルに参加する。
(2)子育て、育児、ママケアをしっかり行う。
『子育てと家事をしていたら、全てOKでしょ。』というパパにありがちな態度だけでは不十分で、『ママのケアをしっかり行うこと』を何度も述べています。ママのケアとは下記(a)~(h)のようなことと述べてます。
(a)ママが求めているのは『共感と受容』であるため、『いつもありがとう』・『たすかっているよ』などのねぎらいの言葉をママに伝える。
(b)子育てのいいとこどりにならないようにする。子供と遊ぶときのみ相手して、ぐずったり、寝かしつけ時に協力しないってことは無いようにする。
(c)ママが大変な時に『手伝ってあげようか?』はNG。育児はママの仕事で大変だから、やってあげるって気持ちが透けて見える。状況を見て、主体的に動くようにする。
(d)子育て中のママの悩みは『大人と会話がしたい』。パパが帰宅すると、『会話したい要求』をパパに一気にぶつけてくる。パパは仕事で疲れて、そんな気分じゃなくて、テレビに没頭ってことが繰り返されると、ママの不満が溜まる。男は問題解決、女性は共感性を志向する。夫婦の日常会話でママに求められない限り、アドバイスは不要。結論を急がせず、ゆっくりとママの会話を聞くことが重要。 『で、結論は?』や『結局、何が言いたいの?』って文言は不要。。
(e)パパは『ママにサプライズしたら、喜ぶだろう』と思いがちですが、サプライズよりも喜ぶのが日常的なこと。家での何気ない会話の時間を増やしたり、毎日の子育てに時間を 費やしたりすることがママにとって嬉しいと思うことが多い。
(f)ママが望むこととパパが家事・育児・ママケアなど行うことを一致させる必要がある。ママが求めているのは『共感』、『受容』。自分の話を最後まで聞いたり、『大切にしてもらっている』と感じとってもらうことが重要。
(g)誕生日や記念日を忘れないことや普段からママがやってくれていることに対して、感謝を述べるなどささいなことである。ママが話しかけても、テレビに夢中だったり、適当にされると減点対象となる。
(h)ママの話を聞いていると、『結局、大丈夫だったんでしょ?良かったね』と結果オーライのモノの言い方はNG。プロセスの苦労や努力もきちんと聞いて、理解することが重要。。
結婚当初は結論をなかなか言わない嫁さんの話し方に慣れませんでしたが、嫁の話はとことん聞くってのは改善したような気がします。パソコンをしているときに話しかけられるとうわの空になることはまだありますが。。
(3)子どもとの接し方
子どもにとって『遊び』そのものであり、子供は遊びを通じて、心も体も育つので、遊びは重要。
1.子供をよく観察して、嬉しそうな時、楽しそうな時にしている様子を見つける
2.喜びそうな動作や遊び、スキンシップをやってみる。
おもちゃを与えるだけでは十分でない。パパが子供と一緒に遊び、子供の遊び心を満たす。
具体的な遊び方~外遊び編
1.散歩
抱っこやおんぶ、肩車で遊ぶことで視点が変わり、子供にとって新鮮な世界に。
また、手をつなぎながら、子供のペースでゆっくり歩く。子供が見ているものを一緒に観察する。
2.ダンゴムシ
ダンゴムシは冬以外に公園などにいる虫。触ったり、観察したりして、楽しむ。
具体的な遊び方~うち遊び編
1,タオル
タオルを使って、おばけごっこや子供と一緒に包まって遊ぶ。
2.お風呂で遊ぶ
水鉄砲やバケツ、ジョウロなどで遊ぶ。
パパの体を使った遊び
1.リストアップ
子どものわきを持って、高い高い
2.パパクライミング
子どもがパパによじ登る遊び
3.背中にジャンプ
パパはしゃがんで、子供が背中におんぶで抱き着く
4.メリーゴーランド
子どもの脇の下からしっかり持ったら、パパはぐるぐる回る。
絵本を楽しむ
絵本タイムはパパの隣でスキンシップしたり、楽しい会話が弾んだり、親子で笑顔になる時間。絵本の途中でも子供が話しかけてきたら、パパも答えて、絵本を最後まで読むと言うより、会話を楽しむ。絵本は単なる寝かしつけの道具ではない。親子の幸せの時間が目的であって、絵本は手段であることを忘れない。
父子お出かけを楽しむ。
パパと子供だけでお出かけ(旅行)する。お出かけではパパ力が鍛えらえれる。子どもがパパになついてくれず、すぐに『ママー』と言われてしまう悩みを持つパパは多いと思うが、そういうパパにママ抜きのお出かけは有効。また、ママの方が子供になつくのは当然なこと。
この本を読んで最も参考になったのはママケアでしょうか。これまで以上に嫁さんをケアして、負担軽減できればと思ってます。さて、今日の家計簿ですが、
お菓子:100円
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合計:100円
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